今回レビューするキットは劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するネオ・ジオン総帥の専用機、サザビーです。
MGシリーズの中でも完成度の高さで定評のある逆襲のシャアシリーズですが、このサザビーは価格も通常のキットよりも倍近いですが実際に組んでみると価格に納得できる完成度です。
「サーベルのパワーが負けている?ええぃ!!」ということでキットの内容を紹介していきます。
キット内容の紹介
▲Aパーツは頭部やショルダーアーマー、フロントスカートなど明るい赤色部分。
▲Bパーツはリアスカートとシールドのみ。デカいです。
▲Cパーツは暗い赤色部分。
▲Eパーツは武器や胸部のインナー部。
▲Fパーツ×2。ファンネルラックやスラスター類。
▲ポリキャップ
▲マーキングシールはモノアイとシールド&フロントスカートのエンブレムです。
▲取説のカラーガイドです。
足首パーツの紹介
▲足裏は細かいモールドがほどこされています。
▲見事なパーツ構成でつなぎ目が一切ありません。
脚部パーツの紹介
▲膝関節のディテールもMGとは思えないほど細かいです。
▲膝関節は約90度可動します。
▲足首パーツをつけて裏側から見るとこんな感じです。
腰部パーツの紹介
▲スカート部の裏側にもモールドが施されています。サイドアーマーのスラスターは別パーツです。
▲股関節にあるアクションベースのジョイント部は別パーツで蓋をします。
▲後ろ側。迫力ありますね。
▲股関節はボールジョイントですが太ももの関節が固定されているので可動範囲は広くはありません。
▲フロントアーマーのシンボルマークはマーキングシールが用意されています。
▲脚部をつけるとサザビーらしさが出てきました。
胸部パーツの紹介
▲胸部中央の拡散ビーム砲は別パーツ。胸部のアーマーも全て後ハメ可能です。
▲肩関節は前方に可動します。
バックパックパーツの紹介
▲サザビーといえば、このファンネルコンテナです。設定通り開閉可能でコンテナの裏側にもモールドが施されています。実に丁寧なつくりですね。
▲バックパック中央にある大きいスラスターは上下に動きます。2本あるプロペラントタンクはボールジョイントです。
腕部パーツの紹介
▲写真左が正面から。写真右は後ろから。腕部も全て後ハメ可能でパーツのつなぎ目はほとんどありません。
▲可動に関しては申し分なし。
▲関節部も細かいディテール。
▲スラスターも別パーツ。
頭部パーツの紹介
▲HGには珍しくアンテナがデフォルトでシャープ!そして頭部のパーツ構成も秀逸です。
▲裏側のディテールもしっかりしてます。
▲モノアイはマーキングシールが用意されており、頭部アーマーを外して動かすことができます。
武器パーツ・付属品の紹介
▲ハンドパーツは握り手左右(サーベル兼用)とライフル用の握り手(右手のみ)と左の平手が用意されています。
▲平手の表情が良い感じですね。
▲ビームショットライフルは可動部はありませんが迫力のある大きさです。
▲シールドの裏側にはビームトマホークが収納できます。
▲シールド先端にある3基の小型ミサイルも別パーツで再現されています。
▲ビームトマホークは最大出力時と片刃のビームアックスの演出用パーツが用意されています。
▲ビームトマホーク出力最大状態。
▲ビームアックス
▲ビームサーベルは2本用意されています。写真下段のグリップにはハンドパーツと固定するための溝があります。
▲6個あるファンネルたち。
完成写真
▲頭部が小さい気がしましたが組み上がってみると見事なバランスでした。それにしても美しいフォルムですね。仁王立ち姿が一番かっこいいかも。
▲後ろ姿も迫力ありますね。
▲ビームトマホークもハンドパーツ固定用の溝があるのでグラグラせず安定してます。
▲これだけの重装備にも関わらずパーツポロリもなく安定感も抜群です。
最後に。
このキットは大きなパーツがおおいのでパッケージを見るとパーツ数が凄く多くて組むのが大変そうな印象ですが、実際に組んでみると凄く組みやすいです。全てのパーツがデフォルトで後ハメ可能なので初塗装の練習用としても良いのではないでしょうか。見た目以上にガンプラ初心者の方でも安心して作れると思います。価格はHGにしては高めですが僕は価格に見合ったキット内容だと思います。
以上、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアよりサザビーのHGキットレビューでした。
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